りそな銀行(Resona Bank, Ltd.)は、日本の大手都市銀行の一つであり、りそなホールディングス(Resona Holdings, Inc.)の中核を成す銀行です。りそなグループの一員として、主に関東・関西を中心に広範なネットワークを持ち、個人・法人向けに多様な金融サービスを提供しています。以下はりそな銀行の概要です。
1. 歴史と背景
- りそな銀行は、2003年に大和銀行とあさひ銀行が合併して誕生しました。この合併は、りそなホールディングスの一環として行われ、りそな銀行はその中核銀行となりました。
- 「りそな」という名前は、「理想」を意味する「Resona」を由来としており、顧客に理想的な金融サービスを提供することを目指しています。
2. 業務内容
- 個人向けサービス:預金、住宅ローン、クレジットカード、投資信託、保険商品、年金関連サービスなど、多様な金融サービスを提供しています。特に、住宅ローンや投資信託の分野でのサービスが充実しています。
- 法人向けサービス:中小企業から大企業まで、幅広い企業に対して融資、リース、M&Aアドバイザリー、トレードファイナンスなどのサービスを提供しています。中小企業支援に特化したサービスも展開しており、地域密着型の金融機関としての役割を果たしています。
- 資産運用:りそな銀行は、資産運用サービスにも力を入れており、個人投資家向けの投資信託やファイナンシャルプランニングサービスを提供しています。
3. テクノロジーとイノベーション
- りそな銀行は、デジタルバンキングの分野でも積極的に取り組んでおり、モバイルバンキングやインターネットバンキングを通じて、顧客に便利なサービスを提供しています。
- フィンテック企業との協業やAI技術の導入により、個人や企業向けの新しい金融サービスの開発にも注力しています。
4. CSRとESGへの取り組み
- りそな銀行は、企業の社会的責任(CSR)や環境・社会・ガバナンス(ESG)に対しても積極的です。地域社会とのつながりを重視し、持続可能な社会の実現を目指した活動に力を入れています。
- 具体的な取り組みとして、エコファンドの提供や、地域社会への金融教育活動、環境保護活動などが挙げられます。
5. グループ構成
- りそなホールディングスには、りそな銀行のほか、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行(現在の関西みらい銀行)、りそな信託銀行などが含まれており、これらのグループ企業と連携して、総合的な金融サービスを提供しています。
りそな銀行は、地域密着型の都市銀行として、個人および中小企業を中心に幅広い金融サービスを提供しており、特に関東・関西地方での顧客基盤が強固です。デジタル技術の導入や、CSR活動を通じて、地域社会とともに発展する銀行を目指しています。
業種 | 都市銀行 |
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都道府県 | |
所管 | 金融庁 |
郵便番号 | 540-8610 |
本店所在地 | 大阪市中央区備後町2-2-1 |
電話番号 | 06-6271-1221 |
公式サイト | https://www.resonabank.co.jp/ |